書籍紹介

やさしく教える弓道読本
著者:稲垣源四郎
出版:東京書店
上記の「絵説弓道全」を分かり易くしたものと書かれてる通り、上記書籍の抜粋版のような感じです。 大きくは、「基本体と基本動作」「射壁の正し方」の章が削除されいるようです。 (見ため的には横書きが縦書きに変わったくらいでしょうか・・)
易しく教える新・弓道読本
著者:稲垣源四郎
出版:東京書店
上記書籍と見比べましたが、全く違いが分かりませんでした・・・。 "新"となってますが、上記書籍より3年前に発行されてるようです。
日置流印西派歩射 弓道教本
著者:稲垣源四郎
出版:東京書店
上記の「やさしく教える弓道教本」の改訂版のようです。 中身をざっと見る限り全く同じ内容でした。 amazon.comで調べると「弓道教本 改題改訂版」となっているので、書籍のタイトルと表紙デザインを変えただけなのかも。 稲垣源四郎先生の一連の書籍「○○弓道教本」のベースは、「絵説 弓道 全」にあるようです。
日置の源流
著者:岡山大学弓道部OB会
出版:太陽書房
私も岡山で弓を始めたので日置流は懐かしく、どんな内容か興味あるところですが、残念ながらまだ手にしていません・・。 またそのうち。。
正法流入門 弓の道
監修:吉田レイ
出版:BABジャパン
どこの流派かと思いきや、日置流竹林派(阿波範士門下)なんですね。 射技の参考になればと思い読んでみました。 射法自体はけっこう独特のものがありますが、一つ一つの節の解説は参考になることがありました。 後半の「弓道いろは訓」や同門ヘリゲル氏の弓道観までは興味深く読むことができましが・・
現代弓道講座(第1巻)
著者:多数
出版:雄山閣出版
宇野要三郎範士監修の元、各流派の著名な先生方が執筆された、弓道の集大成みたいな書籍です。 全7巻で絶版。 第1巻は、弓道の歴史・各流派の変遷と特徴、近代弓道(明治以降)の発達、そして弓道哲理です。 なかでも、石岡範士執筆の「弓道哲理」は、呼吸法のことが細かに書かれており勉強になるところです。
現代弓道講座(第2巻)
著者:多数
出版:雄山閣出版
第2巻と第3巻は射法編で、第2巻は、小笠原流・日置流・本多流、それぞれの流派の特徴と射技について各流派の先生方が細かく書かれています。 他流派を勉強したい方には良いかと思います。
現代弓道講座(第3巻)
著者:多数
出版:雄山閣出版
第3巻(射法編[下])は、騎射・堂射・洋弓について述べられており、最後の章に石岡範士の「弓道理念と射法」があります。 この章で書かれてる射法の内容が非常に勉強になります。 「弓道の新研究」に書かれた力学的な細かい分析にプラスαした感じで、とても充実した内容です。
現代弓道講座(第4巻)
著者:多数
出版:雄山閣出版
第4巻は、弓具施設編です。大きくは「弓具の歴史」「弓具の構造と特徴」「弓道場の設備」「弓道の服装」です。 特に「弓具の構造と特徴」は、各弓具の種類や材料・製作工程などが細かく解説されており勉強になります。 そういえば昔は鮫皮を使って弽の弦枕を張り替えたものです・・。
現代弓道講座(第5巻)
著者:多数
出版:雄山閣出版
第5巻は科学体育編となっています。 内容は以下のような構成で、全体的に日頃の弓道に密接した内容になっており、参考になるのではと思います。
・スポーツ医学と弓道
・八節の心技体と医学的考察
・弓道とトレーニング
・弓道と栄養
・職場と弓道
・弓道競技規則  など
現代弓道講座
著者:多数
出版:雄山閣出版
第6巻は弓道文化編、第7巻は年表用語編となっています。 第6巻の弓道文化編では弓道教歌の解説が興味深かく、第7巻の年表編では縄文時代を先頭に、各天皇、将軍、総理の変遷をたどりながら昭和44年迄の気の遠くなるような弓の歴史が記されています。
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