日本の弓術
著者:オイゲン・ヘリゲル(柴田次三郎訳)
出版:岩波文庫
ドイツからやって来た哲学者が弓術を通じその(神秘的)精神を学んでいく有名な実話です。
本書はヘリゲルがベルリンで講演を行った時の原文を元に訳されたものです。
その12年後にドイツで「弓道における禅」が発行され、世界でロングセラーとなり、日本でも「弓と禅」のタイトルで翻訳されました。
本書は、通訳を通しておぼつかない修行の日々や想いが主に書かれている感じですが、「弓術における禅(弓と禅)」では、"禅"を中心に据えた哲学的な内容になってるようです。