第69回全日本弓道遠的選手権大会
平成30年10月19日(金)〜21日(日)、いしかわ総合スポーツセンターにて「第69回全日本弓道遠的選手権大会」が開催されました。
南弓道部会から福岡県代表として岡村良彰錬士五段が出場し、優勝されました。
【岡村錬士五段にインタビュー】
1.決勝に向かった時の気持ちを聞かせてください。
予選を皆中で通過できてホッとしました。 決勝はまた一からの始まり。一射づつ練習と同じ気持ちで今自分ができる射を精一杯、最後まで伸び合い、詰め合いを行うことだけを考えました。
2.外したのは1本だけでしたが、その時の気持ちとその後どのようにして気持ちを切り替えたのか教えてください。
決勝の7本目を外しました。 その時だけ、会に入った瞬間に「中てたい」と思ってしまい、狙いがついた途端に浅い会で離してしまいました。 8本目は、結果を恐れず、思いっきり伸び合い、詰め合いを意識しました。
3.射会や大会に臨む時の心構えやアドバイスをお願いします。
大会前に自分なりの目標は必要だと思います。(例えば、入賞すること、1本は中てることなど)
また、前日は余り矢数をかけると体が疲れるので、矢数をかけない、もしくは引かないという選択肢もあるかと思います。
当日は、今までの自分の練習を信じることが大切です。
体は深呼吸などでリラックスさせて、意識は入場する際には精神集中して入ったほうが良い結果につながると思います。
最後に、日本一という栄光を頂けたのは、吉弘先生をはじめとする、先生方の熱心なご指導と弓友との練習のお陰と深く感謝しております。
月刊「弓道」2019年1月号 第824号にて大会結果の詳細やインタビューが掲載されています。
南弓道部会の祝勝会では、久保会長から花束が贈呈され、先生方をはじめ多くの会員が参加して優勝を喜び大いに盛り上がりました。